自動車免許を取得するには、段階を踏んでいくつかの試験に合格する必要があります。その中のひとつとして重要な試験が「仮免許試験」です。本記事では、仮免許試験の概要や、合格するためのポイントについて解説します。
仮運転免許は、条件はあるものの教習指導員がいなくても公道を走ることができる免許で、仮運転免許を取得するための試験を「仮免許試験」と呼びます。
正式な運転免許を取得する前には、必ず仮免許試験に合格しなければなりません。仮運転免許は有効期限が半年間と定められているため、期限内に卒業検定に合格して、免許を取得する必要があります。
仮免許試験の受験資格は、「効果測定」の合格になります。効果測定は、それまでの教習内容を理解しているかどうかを図る模擬試験的な筆記テストです。
仮免許試験は学科試験と技能試験の両方に合格することで交付されます。まず技能検定を受け、合格後に学科試験を受けることになります。技能試験では、第一段階で教習を受けた内容(安全確認や速度調節などの交通ルールを守った運転)が身についているかが問われます。自動車学校内で行われる約15分の試験です。
持ち点が100点の状態で試験がはじまり、教習内容にそぐわない行為があると減点されていきます。検定が終了した時点で、持ち点が70点以上残っていれば合格です。減点の点数は内容によって異なり、小さな減点もありますが、一時停止をしなかった場合などはその時点で不合格となってしまうので注意が必要です。
不合格となった場合、補修教習を1時限以上受講しないと再度検定を受けることができません。また、2回目以降の技能検定は追加料金が必要となるため、一発合格を目指しましょう。
学科試験は、交通ルールや標識の意味、自動車の運転や関連する装置の操作方法から出題されます。試験問題は○×形式で、試験時間は30分。50問出題されるうち、45問以上の正解で合格となります。
技能検定で走るコースは決まっているため、事前にコースを確認、つまずく場所は教習中に練習することで合格の可能性が高まります。一時停止の場所を覚えることやS字走行・クランクの復習を押さえることなどがポイントです。
そのほか、減点項目を確認し、減点の大きい行為はとくに注意しましょう。安全確認や一時停止は減点項目が大きいとされているので、緊張から忘れてしまわないように気をつけてください。
学科試験は過去問や練習問題があるので、しっかり解いて出題傾向を掴むとともに、内容を理解することが重要です。学科試験に出題される内容は、運転免許を取得した後に守るべき交通ルールやマナーなので、きちんと頭に入れておきましょう。また、緊張から読み飛ばしや内容の勘違いなどを起こさないように、落ち着いてしっかり問題を読み解いていくことも大切です。
これまで教習で学んできたことがしっかり身についていれば、仮免許試験の合格もスムーズにいくはずです。日頃からしっかり教習を受けるとともに、仮免許試験で出題されやすいポイントを抑えて、万全の体制で試験に臨みましょう。

自分だけの乗降ポイントを
スマホで簡単登録

市内中心に広範囲を
カバーできる7コースを用意

バイク買取のレッドバロン
3店舗前にもバス停あり
※1 金額は全て税込価格。キャンペーンについては変更、終了している可能性があります。内容については学校へ直接お問い合わせください。
※2 2023年6月編集チーム調べ
【選定基準】福岡県指定自動車学校協会に所属する自動車学校のうち(※3)、福岡市周辺に所在する学校をピックアップ。西・南・東の3エリアに区分(※4)。各エリア内で、公式HPに掲載されている「無料送迎できるポイント数」が最も多く通いやすい1校を厳選して紹介しています(2023年6月調査時点/編集チーム調べ)。
※3 参照元:一般社団法人 全日本指定自動車教習所協会連合会公式HP(https://www.zensiren.or.jp/archives/area/fukuoka/)
※4
南…福岡市南区・福岡市博多区・春日市・大野城市・那阿川市・太宰府市・筑紫野市、以南/西…福岡市西区・福岡市城南区・福岡市早良区・糸島市/東…福岡市中央区・福岡市東区・宇美町・粕屋町・志免町・篠栗町・久山町・新宮町、以北